各地区の学校田で田植えが行われています

 田んぼに張られた水の中で、植えられたばかりの青く小さな稲の苗が風になびき、少し暑さを感じさせるようになってきた日差しの中に涼を与えてくれています。さて、当JA管内の各地区の小学校では学校田の田植えが行われています。学校田は9か所で行われており、地元の農家さんやJAがお手伝いに伺っています。昨年は雨で田植えを順延する学校が多くありましたが、本年は良い天候に恵まれ順調に行われています。


      上手に植えられるかな?(与板小学校)

 多くの児童は田植え作業が初めてで、田んぼに恐る恐る足を入れ、慣れない様子でそろりそろり足を前に進めながら苗を慎重に植えていきます。田んぼの泥のとろりとした感触に歓声を上げる児童の姿も見られました。また、田んぼの周辺にはカエルなどの生き物が多く生息しており、それらを見つけて児童たちは興味津々、捕まえようとはしゃぐ場面もありました。


      農家の方の指導でゴロを使って苗を植えつける線を付けていきます(和島小学校)。


 児童がお手伝いに来られた保護者の方々とやり取りする場面もあり、田んぼに苗を植えるという体験に加えて作業全体がコミュニケーションの場の一つとして活用されるのはとても素晴らしいことだと感じました。児童たちは最後まで田植えを元気いっぱい楽しそうに行っていました。


      児童のみんなは元気いっぱいです(脇野町小学校)。


 各学校田の田植え作業は5月末までにすべて終了する予定です。実りの秋が今から楽しみですね。