コシヒカリの稲刈りが始まりました

秋の気配が徐々に感じられるようになり、本年の稲刈りも最盛期を迎えようとしています。


      コシヒカリの刈り取りの様子


 梅雨明け後の天候は、異常な高温と雨が極端に少なかったことが特徴として挙げられます。そのため、稲の成熟期において乾燥状況が続いた影響で刈取時期が例年より早まっている点、雨が少なかったことから稲が十分に栄養を取れず品質にバラつきがでていると推定される点が懸念されていました。


      刈った稲を袋に入れている様子


 まず酒造用稲の刈り取りが8月末から始まり、その後早生品種(こしいぶき等)の刈り取りが行われました。コシヒカリの刈り取りは例年より早い9月10日頃から始まりました。刈り取り後の稲は、乾燥・調整作業が行われJAに出荷されます。


      集荷された米から検査用の米を採取しています



      検査は、厳しく行われています


 現時点での早生品種の検査結果は、残念ながら2等米に格付けされるものが多くなっている状況です。これから9月中旬〜下旬にかけてコシヒカリの検査がピークを迎えます。新米の季節到来はもうすぐです