大豆(エンレイ)の刈り取りが行われています

稲刈りが終わり本年も大豆収穫の時期になりました。大豆の刈り取りにおいては、茎や実の水分が多いと品質に影響が出るため、大豆の茎の色が褐色になるまで刈り取りを待ちます。褐色になったら、各ほ場で大豆の現地確認を行ってから刈り取りを始めます。


      褐色になった大豆の様子


本年の刈り取り適期は平年同様と見込まれ、当JA管内では早いところで10月上旬から始まっています。大豆は雨が降ると水分を吸ってしまい、雨が止んでもすぐには刈り取りが出来ません。そのため、晴天の日が続くことが望まれますが、天候が安定せず収穫作業が続けて出来ないため刈り取り作業は24日頃まで続く見込みです。


      刈り取り作業の様子。刈り取った大豆は処理施設に搬入されます


大豆の品質については、粒の大きさは少し小さめ、収量は平年並みとみられます。ただし、他の作物と同様に夏の高温、乾燥による干ばつ等の影響が心配されるところです。


      大豆はコンテナから荷受け用ホッパーへ投入されていきます


今後、施設で乾燥され、ゴミや異物などを取り除き粒の大きさによって袋に分けて詰められ農産物検査を受けます。