棚田(こしじ地区)の様子をお伝えします(その2)

棚田(こしじ地区)は、今のところ梅雨の長雨の影響もなく順調に生育が進んでいます。棚田という環境から田植え自体が遅いため、周辺の田んぼに比べて2〜3週間程度生育状況や作業が遅くなっていきます。棚田の稲は分げつ期(穂のなる茎の部分が分かれて増えていく時期)を迎え“中干し”という作業を行っています。“中干し”とは田んぼの水を落として田んぼを乾かす作業を指し、稲の健全な生育に寄与します。今後、中干しの効果をさらに高めるため“溝切り(その名の通り田んぼの中に溝を作り排水を促す作業)”を行います。その後、7月25日頃、“穂肥”作業を行います。穂肥とは稲の穂が出る前に肥料を施し充実した穂を作る作業で数回に分けて行います。9月末の稲刈りに向けて作業を続けていきます。


      棚田を囲む山々は深い緑をたたえています。



      稲は順調に生育しています。



      作業の合間、棚田より街の方角を望みます。