棚田(こしじ地区)の様子をお伝えします(その3)

7月に入り棚田(こしじ地区)では、より良い生育を促すため管理作業を行っています。田んぼの中では前回説明したとおり中干しを行っていますが、より中干しを効果的にするため“溝切り”作業を行いました。また、例年より早く梅雨が明け高温の日が続いたため、畔など周辺の草が一気に伸びてきました。周辺雑草を放置しておくと病気や害虫の温床になります。そのため、周辺の草刈り作業を合わせて行いました。普段は、当JAの営農担当職員が管理を行っていますが、今回は、若手職員を主力として作業に当たりました。


      畔周辺の雑草を刈っていきます。



      初めて溝切り機を扱って四苦八苦。なかなか真っ直ぐ前に進みません。


 当日は、十数名の職員が作業にあたりました。とても暑い日でしたがよく晴れて、慣れないながらも作業は順調に行われました。7月の高温多照の天候により全般的には稲の生育が早まってきています。平地では8月初めには稲の穂が出始める(出穂という)と予想されていますが、棚田では山の冷たい湧水により、平地に比べると高温多照の影響は少なく当初の予想通り8月10日過ぎの出穂と思われます。今後も美味しいお米ができるように、棚田の管理を定期的に行っていきます。


      7月26日の棚田の様子。陽光を受け稲が輝いています。