いちじく初出荷の様子です!

秋の味覚である「いちじく」の出荷が始まりました。今年は暑さが続いた影響で、例年よりも早く熟しています。園地や出荷物の様子をお伝えします。

いちじくは糖分が高い果実として知られています。また、果肉は滑らかで濃厚な味わいが特徴で、年配者を中心に人気のある果物です。当JAで栽培している品種は「桝井(ますい)ドーフィン」という西洋系品種が中心となり作付されています。特徴としては、日本いちじくに比べ収穫期が早く、整枝が簡単で着花しやすいなど栽培しやすい品種です。

いちじくはその年に伸びる枝に実を着けます。栽培する環境にもよりますが、1つの枝につき、13〜15果(3パックほど)位の果実がとれます。

甘くて美味しい果実は、写真のような色みが果実全体に広がった頃となります。初物は果実が大きい傾向となり、甘味も高くなります。
ただし、いちじくは他の果物に比べ日持ちが悪いという特徴があります。このため、美味しく甘みのある鮮度の良いいちじくを探すには、地元の寺泊地区直売所(海岸店・法崎店)、こしじ地区青空市に立ち寄ることが一番です。是非、ご賞味ください!


暑い時期に出荷するいちじくは、果皮が薄くいたみやすい傾向となるため、生産者は収穫や出荷の際に果肉を傷つけないよう細心の注意を払いながら丁寧に作業を行っています。当JAでは、例年9月中旬のピーク時には1日あたり1,000パックを超える量が出荷され県内スーパー等に出回ります。


 次回は「かぼちゃの出荷」の様子をお伝えします。