かぼちゃの出荷作業の様子です!

夏野菜の定番「かぼちゃ」の出荷作業の様子についてお伝えします。
当JAの部会では「くりゆたか」という品種を奨励し、栽培を行っております。この品種の特徴としては、甘みが高くほくほくとした食感で、まさしく「栗」をイメージするような味わいがあります。また、1つの玉は平均して1.8kgほどになります。

 写真は、かぼちゃの選別を行っている様子です。
生産者が収穫し出荷されたかぼちゃが、出荷規格の等級・階級に適合しているか確認を行います。
等級の選別内容は、「色」「傷」「いぼ」「焼け」などとなり、程度に応じてA・B・Cに等級格付を行います。

 選別確認後、かぼちゃの重量を測定し、階級仕分けを行います。かぼちゃは収穫後、しっかり熟成させ甘みを高めるために7〜10日ほど低温保管し、追熟乾燥を行います。また収穫時の熟成具合や乾燥期間によっては、この保管中に水分が抜けて重量が減ってしまうため、1玉1玉ていねいにはかり直します。

 等級・階級選別後は、コンテナに収納します。
当JAでは等級がA〜Cの3通り、階級は3玉級(3.5kg上)〜11玉級(1kg下)の9通りあり、仕訳作業は複雑になります。

 最後に、出荷用のダンボール・コンテナにかぼちゃを詰めて完成となります。写真は、A-5玉(2〜2.5kg)のかぼちゃをダンボールに詰めた時の状態です。
 当JAでは、例年10〜15tのかぼちゃを出荷しており、約6,000〜9,000球の選別を職員が行い、安定した品質のものを出荷しています。その多くは、県内生協に出荷されています。


次回は「平成24年産米初検査の様子」についてお伝えします。