種子大豆採取ほ場の審査の様子です

越後さんとう管内には2か所の種子大豆採取ほ場があります。いよいよ収穫時期を迎え、それに伴い10/5(金)生産者立会のもとにJA職員および普及センターによるほ場審査が行われました。




 品種は「エンレイ」です。
全15haあるほ場をすべて巡回し、品質や成熟具合、収穫適期の確認をします。




 青立ち株や雑草が生えていると品質低下に繋がるため、徹底的に除去します。
 生産者いわく「それでもどんどん生えてくるから草対策がいちばん大変だ」と話されていました。




 作業所に戻り講評が行われました。
 今年は梅雨明け後の高温や干ばつの影響で管理が難しかったようで、ほ場全体を見ると少し生育状況にムラがありましたが、全般的には良い出来とのお話でした。
 




 収穫された種子大豆は乾燥させ、大粒・中粒・小粒に選別し種子協会へ出荷されます。そこでさらなる検査を受け、種子大豆としての基準を満たしたものだけが、一般用大豆の種として販売されます。そこから栽培された大豆は主に味噌や醤油の原料として使用されているそうです。
 加工品として私たちの食卓を飾るまでには、長い工程があるのですね。



 次回は【長岡中央綜合病院祭に出店しました】についてお伝えする予定です。お楽しみに!!